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頭がひねくれている人間です。

破格の引っ越し手段と新居の近くにあると便利な 6 つのお店

引っ越し業者より宅配サービスの方が安い。コンビニ、スーパー、ドラッグストア、電気屋、家具屋、ホームセンターが近くにあると便利、地方では車があると無敵。

はじめに

新居に引っ越すとなれば、できる限り引っ越し荷物を減らして日用品などを現地調達したいものです。生まれてから修士課程修了まで横浜の実家で育った私が、就職で 2021 年 3 月末に高岡の社員寮に引っ越しました。

日本地図上で横浜から高岡に伸びる矢印

都会から地方への引っ越し (北陸新幹線は便利)


初めて親元を離れるということで、引っ越し前後の 1 週間くらいソワソワしながら過ごしていました。車が必須と言われる地方に引っ越したにも関わらず、当時車を持っていなかった私が利用した荷物輸送サービスと、大変お世話になったお店を紹介します。

引っ越しダンボール 6 箱で費用 7000 円 (ヤマト便)

引っ越しの関門の 1 つに引っ越し業者選びがあります。3 月という引っ越しシーズンでは業者が皆揃って高価格を提示し、どの業者が安いか比較するのが非常に大変です。自家用車という手段もありますが、運べる量に限界があることに加え、長距離移動となるとドライバーに負担がかかります。

そこで、私はヤマト便 (2021 年 10 月廃止) を利用することにしました。ヤマト便、本来であれば演奏会場への楽器輸送や、ゴルフ場へのゴルフ用品輸送などに利用するものであり、引っ越し用のサービスでありませんでした。しかし、ヤマト便は到着時刻が指定できない代わりに保険付きで PC などの精密機器入りの引っ越しダンボール 6 箱を約 7000 円という破格で運んでいただきました。現在では宅急便として大型サイズのものを運べるようになっています。

机のような長物や冷蔵庫のような重い荷物を運ばないのであれば、引っ越しサービスでない普通の宅配サービスを選ぶのも 1 つの低コスト化手段です。ただし、必ず保険だけは付けておきましょう、そこは惜しんではいけません。

徒歩圏内にあると良いお店

コンビニ、スーパー、ドラッグストアです。いやいやそれは都会だろうが地方だろうが近くにあった方が良いに決まっているでしょと思われそうですが、まさにその通り、新生活環境構築に即効性のあるお店はどこに行っても必要でした。

コンビニ・スーパー・ドラッグストアの品揃えを表したベン図

コンビニ・スーパー・ドラッグストアの品揃え

コンビニエンスストア

24 時間、どの店舗に行っても同じものが並んでいる安心感、これは引っ越して間もないときは特に必要不可欠です。深夜寝る前の歯磨きで歯ブラシがないことに気付いたり、早朝でガスがまだ通っていないときに温かいお茶が飲みたくなったりしたときに、すぐに駆け込めるのはコンビニならではのメリットです。また、光熱費の振り込みもコンビニでできるので、近くにあってお世話にならないことはないでしょう。尚、最近では勤務形態を考慮し 24 時間営業していないコンビニもありますので、近くのコンビニの営業時間を把握しておくことをオススメします。

スーパーマーケット

ご飯を買いに行くといったら、スーパーマーケットです。生鮮食品から加工食品まで、自炊するのであれば必要不可欠です。また、夜の閉店間際で貼られる半額シールは私達の強い味方です、コンビニでご飯を買うより圧倒的な低コストで収まることでしょう。冷蔵庫が手に入ったら買い溜めも視野に入れておきましょう。ちなみに地方では、都会民の知らない名前のスーパーマーケットがほとんどです。地方では地方の企業がスーパーマーケット市場を牛耳っています、覚えておきましょう。

ドラッグストア

生活用品のうち食品でないものといえば、洗剤や衛生用品です。これらはスーパーでも売っていますが、品揃えと価格の安さではドラッグストアが勝ちます。ティッシュ、トイレットペーパー、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗濯用洗剤、コンタクトレンズ洗浄液など、挙げれば挙げるほど切りがなさそうに思えてくるくらい新生活で揃えなければならないものが多いです。足りないと気付いたらすぐに買いに行ける距離にドラッグストアがあると心強いです。

自転車圏内にあると良いお店

電気屋、家具屋、ホームセンターです。前述の 3 つよりは立ち寄る頻度が少ないと思いますが、新生活環境の構築には不可欠であることに変わりはありません。車を持っていない状態で大型家電・家具を買うときは、配送費用に目を瞑りましょう。これは必要経費です、ケチってはいけません。

電気屋・家具屋・ホームセンターの品揃えを表したベン図

電気屋・家具屋・ホームセンターの品揃え

電気屋

冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、洗濯機、掃除機、エアコンなど、家電と呼ばれるものは全て電気屋で揃えましょう。高い買い物になること間違いなしなので、まとめ買いで値引きしてもらったり、ポイントをたくさん貯めたりできるように、1 つの店舗で済ませておくのが良いです。また、レシートと保証書は 1 つにファイリングしておくことをオススメします。ちなみに私が引っ越した社員寮はエアコン付きの部屋で、平日の朝昼晩に社食があり、洗濯機と電子レンジが共用でしたので、引っ越し直後にお世話になることはありませんでした。

家具屋

まさか、実家から机、椅子、布団を引っ越し荷物で新居に持って行くつもりですか?引っ越し費用が嵩むのもそうですが、実家に帰ったときに何もない部屋で過ごすことになるので新しく揃えるのが吉です。引っ越し直後のカーテンも布団もない寂しい生活を早く脱したいのなら、早めに家具屋で一通りの家具を揃えましょう。インテリアに拘りたい方は引っ越す前に新居宛てに届くよう前もって買っておくという手段もあります。ちなみに私は徒歩圏内にニトリがあったので、そこで全部揃えました。

ホームセンター

電気屋にもない家具屋にもないものは、大抵ホームセンターに売っています。家電・家具への拘りがないのであれば、ホームセンターだけで家具・家電を揃えられるでしょう。また、気軽な移動手段となる自転車もここで購入できるので、引っ越してから 1 番に寄るべきはホームセンターと言っても良いかもしれません。町にある万屋、「近くて便利」ならぬ「デカくて便利」です。

都会から地方へ移住するということ -ようこそ車社会へ-

私の引っ越し先の社員寮は、徒歩圏内に前述の 6 つのお店のうち 5 つが徒歩圏内にあるという恵まれた立地にありました。よって、車がなくても不自由なく過ごすことができました。ただ高岡のような地方都市では、都会並みに物は揃いますがお店が散らばっており、1 時間に 1 本の鉄道や数時間に 1 本のバスでは勝手が悪いため、結局車が欲しくなります。

都会から地方への移住の感想と車事情についての記事を次回書きたいと思います。